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紅茶といえば、リプトンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
とくにイエローラベルは、ティーバッグで手軽においしい紅茶を味わうことが出来るのが魅力的です。
わたしも小さい頃からリプトンを飲んでいたので親しみがあります。
そんな中、似たようなパッケージでアールグレイバージョンがありますね。
名前からして種類が異なるのは分かるのですが、茶葉や味の違いって何か気になりませんか?
今回は「リプトンイエローラベルとアールグレイの違いは?茶葉の種類や味について解説」と題してお届けします。
リプトンイエローラベルとアールグレイの違いは?
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わたしもこの2つの違いを聞かれたら、とっさには出てこないですね。
「種類がちがうんだよ〜」くらいの説明でおわってしまいそうです。笑
では、双方のちがいについて説明していきます。
イエローラベル
まずイエローラベルは、いろんな国の茶葉を複数ブレンドしたティーバッグです。
とはいえ、ただブレンドしただけではありません。
日本人マスターブレンダーが、ちゃんと日本人の味覚に合うようにブレンドしてくれているのです。
そのブレンダーは、世界でもたった14人くらいしかいないそうです。
そんな優秀な人達が選んでくれたなら、おいしいに決まってますね。
アールグレイ
よく勘違いされがちですが、アールグレイというのは茶葉ではありません。
正確には、人の手によって茶葉に香りがつけられたフレーバーティーです。
ミカン科の柑橘類である、ベルガモットの香りを抽出してつくられています。
わたしもアールグレイが好きでコンビニでよく買うのですが、最近まで知りませんでした。笑
よってイエローラベルは茶葉をたのしむ紅茶、アールグレイは香りをたのしむ紅茶と言えるでしょう。
リプトンイエローラベルとアールグレイの茶葉の種類は?
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さきほどイエローラベルでは複数の茶葉がつかわれており、アールグレイは茶葉に香りづけがされていると説明しました。
ここでは茶葉について、もう少し深堀りしていこうと思います。
イエローラベルの茶葉
原材料名ではケニア、インドネシア、その他となっています。
中心となってつかわれているのは、ケニアの茶葉のようです。
イエローラベルのパッケージがリニューアルされて、ロゴマークの後ろに太陽があしらわれています。
これは、ケニアで太陽の恵みをたっぷりと浴びた茶葉を表現するために太陽を入れたそうです。
ケニアの茶葉の特徴
なかなかケニア=紅茶とイメージする人は少ないかと思います。
しかしケニアの紅茶の生産量は、世界第2位と言われているほどなんです。
特徴としては、新鮮な香りで鮮やかな紅色をしています。
低価格なうえに品質がいいことから、高い評価を受けています。
アールグレイの茶葉
アールグレイの茶葉はスリランカとなっています。
原材料名をみるとイエローラベルでは香料はつかわれていませんが、アールグレイはフレーバーティーのため香料がつかわれていますね。
こういった表示を見るだけでも、ちがいを区別するときに役立ちます。
スリランカの茶葉の特徴
スリランカの紅茶の生産量は、ケニアについで世界第3位となっています。
セイロン紅茶ときくと、馴染みがある方もいるかもしれませんね。
そんなスリランカには標高によって茶葉の特徴が異なり、「セイロン・セブン・カインズ」という7大産地があります。
以下がその7大産地です。
・ウバ
・キャンディ
・ヌワラエリア
・サバラガムワ
・ルフナ
・ディンブラ
・ウダプッセワラ
標高の高さによって味わいや風味がちがうため、飲み比べして楽しむのも良いですね。
ピラミッド型のティーバッグが味を引き立たせてくれる
イエローラベルといえば、ピラミッド型のティーバッグが特徴的です。
ちなみにこの「ピラミッド型」は登録商標されているので、リプトン独自のものになりますね。
なぜピラミッド型がいいのかと言うと、茶葉がクルクルと回って広がってくれるんです。
それによって早く抽出されて、おいしい紅茶を飲むことができます。
子どもの頃にこのティーバッグを見たとき、何だか四角いティーバッグとちがって特別な感じがしたのを覚えています。
リプトンイエローラベルとアールグレイのそれぞれの味は?
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2つの違いがわかりましたが、味はどういったところが違うのか気になりますよね。
ここでは、それぞれの味について解説したいと思います。
イエローラベルの味
単体の紅茶であれば、独特の風味や香りがニガテと感じる方もいるでしょう。
しかしリプトンはブレンドされているため、クセがなく飲みやすいのが特徴です。
老若男女とわず、味わいを楽しめる紅茶です。
子ども時代のわたしは、リプトンでミルクティーを作るのが好きでした。
アールグレイの味
アールグレイはベルガモットで香りづけされているので、フルーティーで爽やかな香りを楽しめます。
つかわれる茶葉はさまざまですが、リプトンではスリランカが原材料なのでセイロンを使用しているのではないかと思われます。
セイロン自体はクセがなく飲みやすいですが、香りがキツイと感じる方もいるかもしれませんね。
ちなみにアールグレイの名前は、イギリスのチャールズ・グレイ伯爵から由来しています。
水出しとお湯出しどっちがいい?
よくある疑問で、水出しとお湯出しどちらがいいのか迷ったりしませんか?
ここでは、それぞれの特徴をお伝えします。
水出し
熱湯とくらべると、温度による変化がほとんど無いためコクや渋みといったものがありません。
よって、味わいはスッキリとしていてストレートでも飲みやすいです。
ただし熱湯からつくった紅茶を急激に冷やして作るアイスティーでは、「クリームダウン」という白く濁る現象が起きてしまうことがあります。
よって見た目にも気をつけたいなら、最初から水で抽出するとキレイな色の紅茶ができあがります。
お湯を沸かす必要もないので、忙しい時でもパパッとつくれます。
お湯出し
お湯出しでつくるなら、熱湯はなるべく高い温度にしましょう。
そうすることで、紅茶の成分が溶け出して味と風味のバランスがよくなります。
蒸らし時間をかえれば、じぶん好みの濃さに変えられるのが良いところです。
リプトンイエローラベルとアールグレイの違いはのまとめ
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リプトンイエローラベルとアールグレイの違いはいかがでしたか?
茶葉の種類や味のちがいが分かると、また楽しみ方も広がります。
なんとなく飲んでいるだけだと気づきにくいものなので、つぎに飲むときはじっくり味わってみようと思います。
ストレートでもおいしいですが、アレンジしていろいろ混ぜてみるのも良いですね!
今回は「リプトンイエローラベルとアールグレイの違いは?茶葉の種類や味について解説」をお届けしました。