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タモリは地質学になぜ詳しい?教養のすごさは頑張らない努力にあった!

2008年からNHKではじまった「ブラタモリ」。

約16年つづいたこの番組も、2024年3月でついに終了となります。

番組での、タモリさんの教養のすごさに驚くひともいると思います。

「頑張らない」「努力をしない」ことがモットーのタモリさんが、なぜあれほどまでに地質学に詳しいのか気になりますね。

今回は「タモリは地質学になぜ詳しい?教養のすごさは頑張らない努力にあった!」と題してお届けします。

タモリは地質学になぜ詳しい?

本格的に地質に興味をもったのは、高校生のときだそうです。

地学の先生がおもしろく、もっとも印象にのこっているのも地学の授業とのこと。

思い出に残るくらい、先生の授業はたのしかったのでしょうね。

その先生がいなければ、タモリさんがここまで地質学に詳しくならなかったかもしれません。

ブラタモリが「地学辞典」に掲載される

ブラタモリでは、タモリさんの地質学の知識も見どころですよね。

ブラタモリの終了が惜しまれるなか、なんと「最新 地学辞典」に「ブラタモリが」新項目として掲載されます。

専門家だけでなく一般の大人から子どもまで色んなひとに読んで欲しいという思いから、地学を身近に触れられるブラタモリの収録に至ったそうです。

辞典編集委員会の共同代表である、新潟大学名誉教授の赤井さんもタモリさんについて「地学の専門学生より詳しい」と称賛しています。

辞典に掲載されるのも、タモリさんの博識があってこそですね。

ブラタモリでのクイズの正解率がすごい

番組では教授や学芸員の方が出すクイズに答えながら旅をするのですが、タモリさんの正解率がすごいんです。

2022年では435問中384問の正解で、正解率は88.3%でした。(それでもスゴイです!)

2023年には489問中444問の正解で、正解率はなんと90.8%だったそうです。

9割も正解するなんて流石ですが、クイズ番組でもないのに1年間で400問以上も出題されていたのは驚きです。

なかには20問以上もクイズが出される回もあります。

石に関する問題はすべて正解で、関ヶ原の戦いでは東軍と西軍の布陣をほぼ把握しており案内人と話がはずんだ回になりました。

回答者はタモリさんだけですが、すきな分野なら彼の独擅場ですね。

教授に称賛される理由が分かります。

教養のすごさは頑張らない努力にあった!

タモリさんの教養のすごさには、目を見張るものがあります。

そしてその知識を決してひけらかさないのが好印象で尊敬できる部分でもあり、もっと話を聞いてみたいとさえ思えるのです。

そうとうな努力をしてきたのだろうと思いますが、彼の努力は一般的な「頑張る」ことではありません。

まったく正反対の、「頑張らない」ことに重きをおいているんです。

知っている人もいるかと思いますが、タモリさんの座右の銘は以下のような言葉があります。

・適当
・現状維持
・俺は努力ということをしない

普通のひとであれば、まず座右の銘にしないような言葉ばかりです。

むしろ「適当」や「現状維持」にならないために、座右の銘をもったりすると思います。

しかしタモリさんは、あえてこれらの言葉を座右の銘にしています。

そして計画や目標をたてず、行き当たりばったりが丁度いいと言うほどの楽観的な考え方。

地質学をはじめとした他の知識も目標によって得たものではなく、自分のやりたい事や知りたい事をとことん追求した結果なのではないでしょうか。

まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。

タモリはなぜ頑張らないのか?

タモリさんは、なぜ頑張らないのか?

答えはシンプルに「疲れるから」です。

頑張ってしまえばいずれ疲れて何事もつづかないと分かっているから、あえて頑張らないのです。

それを知っているということは、タモリさんにも頑張っていた時期があるということですね。

また今の世のなか頑張れと言いすぎて、みんな重くなっていると言っています。

だからこそ、頑張らないことが重要なんですね。

タモリの名言「やる気のあるものは去れ」

タモリさんの名言といえば、「やる気のあるものは去れ」です。

やる気に満ち溢れている人が言われたら、ビックリするでしょう。

タモリさんは、やる気がある人は物事の中心しか見えていないと言っています。

周りに面白いことがあるのに、それが見えていないことがダメなんだそうです。

要するに、視野がせまいということですかね。

タモリは遊びに本気じゃないと怒る

仕事で遅刻してきても怒らないタモリさんですが、どうやら遊びで遅刻すると怒るようです。笑

休みの日のゴルフで遅刻してきた人に対して、「なんで遅刻するんだ!仕事じゃないんだぞ!」と言って怒ったとか。

怒られた人も、仕事ではなくまさか遊びで怒られるとは思わなかったでしょうね。

なぜ怒ったかというと「遊びのほうが楽しいはずなのに、それに本気になれない人間が楽しくない仕事に真剣になれるはずがない」という事だそうです。

確かに遊びに本気になれるのは、小学生くらいまでのような気がします。

大人になるにつれて、だんだんと手を抜くことを覚えて全てが中途半端な状態がまさにその通りだと思いました。

こういったところで、いい意味で適当なタモリさんの人柄が伺えます。

むしろ生放送ではハプニングが起きてほしくて、だれか遅刻してくれないかと期待しているようです。

遊びに本気になれるところが、博識である理由にもつながっている気がします。

タモリは趣味がおおい

多趣味としても知られるタモリさん。

そんな彼の趣味は以下のものがあります。

・鉄道
・料理
・船舶
・坂道
・無線
・猫
・ジャズ
・ダム
・なりすまし

なかなかマニアックな趣味が多いですね。

ジャズに関しては大学で研究会に所属しており、トランペットをやっていたそうです。

遊びに本気になれる彼だからこそ、鉄道などの趣味が番組にむすびついたのでしょう。

1番おもしろいなと思ったのが「なりすまし」です。

タクシーで病院に行くときに、運転手さんがタモリさんのことを医師だと勘違いしたためそのまま医師のフリをしたそうです。笑

ほかにも牧師や建材屋、ダイナマイト技師になりすましたようですがそんな簡単になりすましできるような職業じゃないですよね。

ダイナマイト技師なんて、どこでなりすます機会があるのか気になります。笑

身につけた知識を最大限に活用した悪ふざけで、その本気度がうかがえます。

タモリは地質学になぜ詳しいのまとめ

タモリさんが地質学になぜ詳しいのか、それは高校での地学の授業がキッカケであったことは間違いないでしょう。

そしてタモリさん流の、頑張らない努力が教養のすごさにつながっていると思います。

ブラタモリも、残すところあと1ヵ月となりました。

またひとつ、タモリさんの冠番組がなくなってしまうのは寂しいですね。

彼の博識でユーモアのあるトークを、最後まで見届けたいと思います。

今回は「タモリは地質学になぜ詳しい?教養のすごさは頑張らない努力にあった!」をお届けしました。

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くらげ

地方に住む20代会社員
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